三宅太鼓

杵屋栄之丞

杵屋栄之丞

1989年生まれ。東京都出身。現役歌舞伎長唄三味線奏者 杵屋五七郎を父に持ち、幼少期より歌舞伎の世界や三味線音楽に親しむ。6歳より杵屋栄八郎に師事。学業の傍ら稽古に励み、「鏡獅子」「二人椀久」「鷺娘」など歌舞伎音楽を幼少時より演奏し、歌舞伎音楽の世界に魅せられる。東京藝術大学邦楽科に進学し、在学中に三代目杵屋栄之丞の名を襲名。

数々の歌舞伎や日本舞踊公演等での演奏活動を経て、現在は毎月、国立劇場や歌舞伎座、明治座などの歌舞伎公演で「四谷怪談」「忠臣蔵」などの芝居の効果音楽、情景描写、セリフバックなどのBGMとされる黒御簾(くろみす)音楽や「勧進帳」「娘道成寺」などの出囃子音楽を担当している。

東京藝術大学在学中にJTアフタヌーンコンサートや、GTS(藝代墨田台東観光アートプロジェクト)など数々の演奏会に出演。藝代21第七回奏楽堂企画公募、最優秀
賞企画「IO-希臘神譚蓮牛章」に於いて、音楽監督、演出、プロデュース、作曲、演奏を務め、ギリシャ神話を題材にした新作歌舞伎を制作、公演。

演奏活動の傍らで、学校教育や市民講座で歌舞伎音楽や長唄三味線の魅力を伝える活動にも積極的従事しており、桐朋学園大学での邦楽講義には10代の頃から現在まで助手として勤務。他に、東京都泰明小学校、埼玉県八王子中学校、栃木県足利女子高等学校など様々な年代や地域で指導を行う。

足利市の市民講座は講師を務めて、今年で5年目となる。歌舞伎や歌舞伎音楽を幕内(現場で働いている人間)の目線から解説・演奏し、普通の歌舞伎講座とは違う特別な講座を展開している。

演奏家としての活動は、「栄之丞ライブ」として三味線演奏と解説を交えて、歌舞伎音楽に親しみやすい形で表参道や銀座のBARやライブハウス等で活動。DJやフルート奏者など他ジャンルの音楽家とのコラボレーションなどにも精力的に参加し、表現の幅を広げている。

2017年より幼少時に民謡全国大会優勝の経歴を持ち民謡ユニットNeoBallad(ネオバラッド)のボーカルとしても活躍中の若狭さちを唄い手に迎え、邦楽ユニット「江戸ピリカ」を結成。黒御簾音楽や端唄・小唄を日本舞踊や古典的な三味線奏法とアレンジした独自の世界観を取り入れた斬新な切り口で演奏し、歌舞伎音楽を大衆に広めるべく活動を展開。

杵屋栄之丞

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